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高校まで
楽譜の読み書きはまったくできず、聴いて楽しむのみ。
だが、マーチが好きだったので「いつかは作りたい」とは思っていた。
高校3年のとき
人間やればできるもの。
ブラスバンドで、与えられた楽譜のアレンジがどーしても気に入らず、自分で
編曲しなおしてしまった。(たしか「宇宙戦艦ヤマト」)
なぜいきなりできるようになったのか自分でもわからない。
そのときはピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を使ったり、学校の音楽室に居残って
音取りをしていた。
一度、自分の書いた譜面が音になる喜びを覚えるとクセになるようで、
受験勉強中にもかかわらずオケのスコアを買ってきては編曲に明け暮れる毎日。
よく浪人しなかったものだ。
大学のとき
勉強そっちのけでひたすら修業。(これで留年することに…)
バイトで金が入っても、すぐに五線紙やスコアに費やす生活。
貧乏学生の身分では当然キーボードなんか買えるわけもなく、ここでもピアニカ
が活躍。(後に「質屋」でカシオのキーボードを購入する)
かなりいっぱい編曲はしたが、残念ながら実際に演奏にこぎつけたのはほんの
一部に過ぎない。(10数年ぶりに日の目を見たものさえある)
というのも、パート譜を作成するのがとても人間のやる作業ではないくらい
大変なんだこれが。(スコアは30段ある)
実はこのことが後にDTMに走る原因となるのであった。
自己ベストの作品は「茨城大学校歌」であると思っている。
いわば卒業制作みたいなもので、いまだにそれを超えるものはできない。
今じゃ演奏されてないんだろうけど。
エンディングがスターウォーズ風でかっこいいと言われた。
なんと、卒業式のときに自分で指揮してしまった。(普通、そんなことはしない)
社会人になって
いきなり残業の嵐だったので、なかなか曲を書くヒマがなく、
・大学の吹奏楽団のコンサートのために、オーケストラ曲を編曲。
・所属する吹奏楽団のコンサートのために、アンコール用の短い曲をいくつか編曲。
・友人の結婚式のために金管アンサンブル曲を編曲。
というように、細々と活動を続けた。
お気付きだと思いますが、ここまでは「編曲」しかやっていない。
つまり、あらかじめ「どういう響きになるかがわかっている」ものしか
やっていないわけ。
オリジナルに手を出すのは非常に勇気のいることだし(だいいち、こっぱずかしい)
しょせん手書きの世界では凡人には無理に近いことではないだろうか。
自分にとっては、DTMの世界に入るまでオリジナルはおあずけであった。
で 94年にマックを買って、主にフルオーケストラ編成のオリジナル曲を作ったり
編曲をしたりしている。
幸運なことに、第8回ローランドDTM力作コンテストで優勝したことが
きっかけで、所属する中央区交響楽団でオリジナル曲を演奏してもらったり、
編曲したものを演奏してもらったりしている。
(著作権の関係で、残念ながら公開できないが)
このへんはかなり恵まれているのではないかと、感謝の念に堪えない。
曲の特徴など
もっとも影響を受けた作曲家は、W.ウォルトン、E.エルガーなど英国の巨匠たち。
だが、要素としてはチャイコフスキーやショスタコービッチも入っていると、勝手に
思っている。
管楽器出身のせいか、どーしても主役は管楽器(特に金管)になってしまう。
オリジナル曲初演の際も「どちらかというと吹奏楽のような音」とのごもっともなご指摘も。
まだまだ勉強不足で、効果的な弦の使い方ができていないのが現状といえる。
なかなかまとまった時間が取れないこともあって、たいへんな遅筆である。
(中には「Stray Cat」のように一ヶ月弱という驚異的な記録もあるが)
また、2分半から長くても6分ぐらいの短い曲ばかりなのも大きな特徴である。
言い訳をすれば「短く言い尽くしている」のだが、どうも主題提示も展開部も物足りない
といわれても仕方のないところではある。
作曲するときって?
「さぁ作曲するぞぉ。作曲するぞぉ。作曲するぞぉ。」とマントラを唱えてキーボードに
向かってもステージの低い私の頭からは何も出てきやしない。
「こういう曲にしよう」というコンセプトだけ考えておいて、あとは自然に任せる。
普通、浮かんでくるのは電車の中とか仕事中(困るんだこれが)が多い。
とにかくメロディーが頭に浮かんだらひたすら頭の中で繰り返し、記憶に刻み込む。
そして、自宅であればキーボードに向かって音程を確認して、とりあえ五線紙にメモ
する。仕事中や外出中であれば譜割りと適当な音程だけメモする。(私は絶対音感が
ない人なので、メモの音程はほとんどメチャクチャ)
そのときのメモには必ず「〜〜風」とか「〜〜のノリ」と書いておき、イメージが崩
れないようにしている。
そこまでの間に忘れてしまうようであれば、どうせたいしたことのないメロディー
だったのだとあきらめる。
ボーッとしてたり返事がうわの空だったりするときは、きっとこういう状態だと
思っていただいて間違いない。
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