※この文章は1995年に書いたものです。
したがって、現在とは状況や考え方が多少違います。
◇無謀な挑戦
実は、ローランドの「DTM力作コンテスト」に応募してしまいました。
まったく身の程知らずとはこのことで、お恥ずかしい限り。
締切り1日前(締切りは8月31日)にやっと提出。
入賞者発表は10月の楽器フェアだそうです。まぁ縁はないですが。
発端:
会社の軽音楽サークルの人に「コンテスト出してみたら?」と勧められた。
最初は:
使用音源がローランドものに限るということで、プロテウスに救われている自分としては
困難ではないかと判断。
だいたい、SC−88のブラスの音の頼りなさとストリングスの音の軽さが原因で
プロテウス買ったわけですから。
それと、ジャンル的にオーケストラ曲なんか出してもどーせダメかなと思った。
その後:
まわりにあおられたこともあって、とりあえずフィージビリティーだけでもチェックして
おこうと、市販のMIDIデータを購入して研究を始めた。
また、去年の受賞作品のCDを入手し聴いてみたところ、同ジャンルのものがあり、
「このぐらいだったら自分にもできそー」
結果:
いろいろ市販のMIDIデータを購入して見てみると、同じような編成のデータがある
ではありませんか!ジョン・ウィリアムスの映画音楽。
それも有名プロの打ち込み。とくりゃぁ、さっそくイタダキだい!
というわけで、中のデータをいろいろと分析して勉強させてもらった。
それでもう、エクスクルーシブや難しいコントロールチェンジの問題は一挙に解決。
それをちょいと工夫してボリュームやパンなどの部分を自分の環境に合うようにして
「ひな形」完成。
あとは曲を打ち込むだけ。
しかし、その時点ですでに8月に突入。
打ち込み:
フルオケ編成ということで、制限時間5分まるまるの曲なんかとってもじゃないけど
間に合わないし、
長ったらしいものよりは短く印象的なものにした方がよいのではないかと考え
・演奏時間3分程度
・アップテンポ
・少しコミカルな雰囲気
で迫ってみよーかと決定。(コンセプトは「バーンスタインのノリ」)
たまたま、以前作った曲でボツになったフレーズがあったので、そいつを第一主題に
大抜擢することで、とにかく打ち込み開始。
続く第二主題も、なんとなく頭にあったフレーズ(いつか使おうと思ってとっといた)
が使えたので、最初の30小節ほどはアレンジ込みで延べ3日でほぼ完璧にできて
しまった。
危機:
な〜んだ、チョロいチョロい とタカをくくっていたのも束の間、サビを作るのに意外と
苦労してしまい、2週間を費やすハメに。
その後もエンディングに持っていくのにまたハマり、気が付くともう25日。
(煮詰まりの頂点でした)
回復:
さてはこれまでか と あきらめかけたが、軽音楽サークルの人たちの暖かい
はげましのお言葉と、山中湖にある友人の別荘に遊びに行ったのが良いリフレッシュ
になったのとで、調子を取戻し、なんとか締切りに間に合わせることが
できました。(ラッパ仲間のC名くん。その節はお世話になりました。)
結局、2分半のとっても短い曲になりました。
みなさまのおかげでございます。
こういうコンテストに出すということは、ある程度テクを使わざるを得ない部分があって、
自分のDTMコンセプトからすると、少しはずれるんだけど
ま いいじゃないですか。「参加することに意義がある」精神で。(^ ^;
その道の人に聴いてもらえるチャンスなんてめったにないんだし。 |